日本医師会からの提言・鈴木長官との対談
「人生100年時代、運動・スポーツが必要不可欠。医療とスポーツの連携強化を」
6月11日(木)、鈴木長官は 日本医師会 の横倉会長と長島常任理事より運動・健康スポーツ施策に関する提言書を受けました。
日本医師会から「人生100年時代に向けて、生涯を通じて健やかに過ごすためには、運動・スポーツが必要不可欠であり、スポーツ庁の役割は極めて重要。医師が関わることで、高齢者や疾患を持った方などもリスクに合わせた適切なスポーツをすることができるようになる。」と説明がありました。
また、「このコロナ禍の運動不足という問題においても、スポーツは、生活習慣病や運動器疾患(フレイルやロコモティブシンドローム等)の予防・改善に加え、メンタルヘルスや自己免疫力を高める(感染に対する抵抗力)という面でも医学的に有用」とのこと。
鈴木長官は、「スポーツ庁としては、”Withコロナ Afterコロナ"という新しい生活習慣におけるスポーツの役割をしっかりと果たしていきたい」と伝えました。
医師による運動療法の処方と、スポーツ施設・指導者等との連携体制の構築等が話題に上がり、先日、IOCとWHOが交わしたスポーツを通じた健康増進に関する覚書に掲げられているように、スポーツ庁、厚生労働省、日本医師会がしっかり連携を強化し、国民の誰もがスポーツを行うことが生活習慣の一部となる「Sport in Life」を一緒に目指しましょう!と気持ちを一つにしました。