国立競技場スタジアムツアーが開催中!夏季限定のナイトツアーも実施!

国立競技場スタジアムツアーが開催中!夏季限定のナイトツアーも実施!

昨夏、世界中が興奮と感動であふれた「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020大会)」のメインスタジアムとして使用された「国立競技場」。大会は無観客開催のためスタジアムの中に入ることはできませんでしたが、スタジアム内を見学できる「国立競技場スタジアムツアー」が開催されていることはご存知でしょうか?スタジアムツアーに加えて夏季限定で17時半以降からナイトツアーも開催されます(ナイトツアーは8月19日まで)。今回、DEPORATREでは国立競技場ナイトツアーに参加。その様子をレポートします。

アスリートたちと同じ視点でスタジアムを体験

まず通常のスタジアムツアーについてご紹介します。「国立競技場スタジアムツアー」は2022年4月より開催され、指定エリアを自由に回遊することができます(事前予約優先/参加費 大人1400円、高校生以下800円。共に税込。※未就学児2名まで同伴可能)。選手ロッカールームや競技トラックなど、通常は見ることのできないエリアを巡ったり、表彰台やトーチ、インタビュースペースなど自分で疑似体験した姿を撮影したりと、東京2020大会の熱い記憶をふたたび肌で感じることができそうです。疑問に思ったことは館内に常駐するガイドに質問することもでき、また各展示パネルに音声ガイドが付いているのも嬉しいことです。

駐車場にはオリンピアン、パラリピアン、場内通路にはサッカー代表選手たちのサインが残されており、誰のサインがあるのか探してみるのも楽しみの一つといえます。6月に国立競技場でサッカーの日本代表とブラジル代表の試合が行われ、各チームの選手たちのサインも残されており、ネイマール選手やダニエウ・アウヴェス選手らのサインがありました。

通路に書かれたサッカーのブラジル代表の選手たちのサイン:イメージ通路に書かれたサッカーのブラジル代表の選手たちのサイン

ツアーでは選手たちが活躍したフィールド内に足を踏み入れられるのも魅力の一つではないでしょうか。広大なフィールドと走行レーン、360度見上げる観客スタンド、レーンの一部を実際に走ることもできます。アスリートたちと同じ視点を体験してみると、自然と有名アスリートの個性的なポーズを真似したくなる人もいるのではないでしょうか。ツアーの最後には4階展望エリアから、国立競技場全体を見下ろせます。

国立競技場のフィールドからの風景:イメージ国立競技場のフィールドからの風景

一味違った風景が楽しめる国立競技場ナイトツアー

「国立競技場ナイトツアー」は、17時半以降、4階展望エリアで飲食も行いながらゆったりと過ごすことができるのが特徴です(ナイトツアーは8月19日まで。参加費 大人500円、高校生以下500円。共に税込。※未就学児2名まで同伴可能)。夕景から徐々に陽が落ちて夜景に変化していくにつれて、スタジアムの表情も刻一刻と変わっていく姿は貴重だと思います。コロナウイルス感染症の感染状況が改善されていけば、ナイター照明による競技大会、コンサートの開催など、魅力的なイベントも増えてくるはずです。これから行われてほしいイベントに思いを馳せながらスタジアムを見下ろしてみるのもいいかもしれません。

展望デッキ4Fから見下ろす夜のスタジアム:イメージ展望デッキ4Fから見下ろす夜のスタジアム

スタジアムから外の風景も眺めることができる:イメージスタジアムから外の風景も眺めることができる

自撮り用のスマートフォン置き場もあるので記念撮影もできる:イメージ自撮り用のスマートフォン置き場もあるので記念撮影もできる

夜の国立競技場外観:イメージ夜の国立競技場外観

まとめ

今回、国立競技場を見学して、あらためてスタジアムとしてのポテンシャルの高さに驚かされました。スポーツを「する」「みる」「ささえる」、どの観点からもとても機能的な作りであり、東京2020大会で培われたレガシーが、将来誘致される国際競技大会やイベントに必ず役立ってくれるのではないかと思います。ぜひ、一度、実際に国立競技場に足を運んでみてはいかがでしょうか。

●本記事は以下の資料を参照しています

国立競技場 | JAPAN SPORT COUNCIL(2022-08-01閲覧)
国立競技場スタジアムツアー(2022-08-01閲覧)

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